パン屋に転職すると④　必死になれます

30歳で未知の業界に飛びこみましたが、はじめの一歩を踏み出して良かったなと思う事がたくさんありました。

パン屋に転職して良かった事①

パン屋に転職して良かった事②

パン屋に転職して良かった事③

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🍞「パン屋に転職して良かった事④」

それは

「必死になれる」

です。

正確に言えば「もう必死になるしかない」です。

パン業界は叩き上げの人が多く、転職組の私からしたら年上、同世代、年下。もう出会う人全世代が自分より仕事ができる先輩達です。

邪魔なプライドは転職前に捨て去りましたが、スタートの出遅れを取り戻したいし、早く他の仕事を覚えたいと毎日うずうずしてました。

でもその考えは半分は間違えてますよね。

一朝一夕で覚えられる仕事ではないですから、まず与えられた仕事で認められて次の仕事を与えられて‥それが正しいステップだと思います。

だけどプライドは無くても焦りはあります。

上司が休みの日に先輩に頼んで他のポジションを手伝わせてもらったり、休みの日には妻が働くお店に頼み込んで働かせてもらったりしました。

焦りが必死さに繋がり、末っ子甘ったれ気質の自分が少しずつ変わっていった気がします。

そのうち転職前はあんなに心待ちにしてた休日が勿体ないと思うようになったのです。

転職したての仕事に慣れていないうちは辛いけど、一つ一つの仕事が本当に楽しくもあります。

未経験業界への転職はキャリアアップとは違うかもしれませんが、新しい自分に出会えるきっかけになりました。